醒井(さめがい)は、滋賀県米原市にある、梅花藻で有名な地蔵川のある観光スポットです。
古くは、中山道61番の宿場まちとして栄えた場所だそうです(中山道六十九次)。
今回は初めて、「醒ヶ井駅」周辺に流れる地蔵川に咲く水中花、梅花藻を見に行って来ました。

醒ヶ井駅にある水の駅「醒井水の宿駅みゆき」、そこから
加茂神社という平成の名水百選に選ばれた湧き水「居醒の清水」までの間の徒歩約20分程の道を、地蔵川沿いに散歩します。

行ってみるまで醒井の規模が分からず、そこまで滞在することはないのかなと思っていたのですが、往復40分程の道を、結果的に1時間半程かけてゆっくりと楽しんだことになります。

とにかく、素敵な場所でした。
めちゃくちゃおすすめしたいです。

駅前から歩いて最初に目につく地蔵川にはたくさんの梅花藻が。
まずここで大変感動するのですが、その先にある道は更に素敵な景色でした。

地蔵川沿いには古くからの民家が立ち並び、住民の方は生活の中で地蔵川の清流を活用されています。

そのため、川沿いにはいくつも階段があり、気軽に川の水に触れられるようになっています。
水はとても冷たく、ずっとつけているとキーンと芯まで冷えてきます。
家の目の前に清流があり、日常の中でその水を活用し生活する様子は、日本昔話のような、思い描く古い日本の原風景のような趣です。
観光に行っておいてなんですが、あまり観光客で溢れて欲しくない場所です。しかし私も観光客でした・・・。

梅花藻の花はたくさん咲いていて、人気撮影スポットとなっていました。
「映え」そうな場所は撮影する人で少し混み合います。
撮影しがいのある場所ですし、地蔵川沿いはそこだけ気温が低く感じられ、歩いていても本当に気持ちの良い場所です。

近年、目ぼしい観光地にはたくさんの外国人旅行客がいますが、ここはまだ発見されていないように思いました。
あまり大勢で押し掛けてわいわいするような場所でもないように思いますので、水に触れ、ゆっくり散歩したい方におすすめです。

絶滅の危機にある淡水魚「ハリヨ」(多分)
仲良く泳ぐ2匹のハリヨ (多分)

現在では滋賀県東部と岐阜県西濃地区、岐阜地区の平野部の湧水地のみという、ごく限られたわき水の出る池や小川に棲む淡水魚「ハリヨ」は、目が慣れてくると川にたくさん泳いでいました。多分これがハリヨです。

川沿いの階段を降り、目の前で泳ぐハリヨをじっくり見る(撮影する)ことが出来ました。
とても可愛い魚です。

このハリヨの産卵床として、梅花藻がいいらしいのです。
清流に泳ぐ魚は影が美しくて、写真をいっぱい撮ってしまいます。

グッとくるやかん

かなり羨ましい暮らしの風景。
こんな所に住めたら、夢みたいだなぁ。と会話しながら散歩し、水に触れ、自然を観察する。
醒井(さめがい)は、大変素敵な場所でした。

川に置いたブロックに挿してある生花